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トッキー
2024.7.7 10:09ゴー宣道場

DOJOとゴー宣の歴史に残る1ページ、『「女性活躍」と「女性の地位向上」』

あの、大評判のページに登場したご本人からの
感想が届きました!

現在発売中、SPA!7月9日号掲載
ゴーマニズム宣言第238章
『「女性活躍」と「女性の地位向上」』
だふねさんの感想をご紹介します!

 


 

 

大変遅くなり、申し訳ありません。『「女性活躍」と「女性の地位向上」』の感想です。
改めまして、大阪DOJO2日目のことを漫画にしてくださり、よしりん先生には感謝です! 関西支部の隊長として御礼申し上げます。
DOJOの歴史に残る1ページ。少なからず貢献できたとしたら、読者として、サポーターとしてこれに勝る喜びはありません。
笹さん、木蘭さん、チェブリンさん、よっしーさん、しろくまさんと一緒に登壇できたことも、光栄の極みでした<(*_ _)>

さて、タイトルにある「女性」とは、私たち一般国民のことだけでなく、皇族女性のことも含むのではと考えました。皇室は国民とともに歩んできた歴史がある。密接に繋がっているテーマでしょう。

チェブリンさんの「国力を上げるために、女性の地位を向上させたい」と、よしりん先生の「子育てする母が最も地位が高い! 『子は国の宝』という考え方のどこが間違っている?」という言葉は、真の独立国家に必要な「国防」という観点で論じており、一つもおかしなところはありません。
皇室も、いつまでも女性を排除していたら存続できなくなります。そうなると、日本は心の拠り処を失うでしょう。天皇という権威がなくなり、どのような人格の独裁者が権力をふるうかわからない不安定な国になれば、国防にも深刻な影響を与えることは予想されます。
ゆえに、性別を問わない皇位継承が可能になるよう、早急に皇室典範を改正しなければならない。横から茶々を入れて女性を差別したがる自称保守・男系固執派こそ、滅べば良いのです。

欄外で「女性活躍推進法」について説明がありましたが、「急激な人口減少」で「労働力不足が懸念」されるから「女性を動員する」のが主旨とのこと。
安定的継承のためでなく「皇族数の確保のため」、女性皇族に結婚後も残っていただく(但し夫と子は皇族になれない)、とした3年前の有識者会議案と、基本的な考え方は同じに見えます。
「女の将来なんて、オレたちの胸一つで決まる。おまえらに地位を与えて活躍させてやるんだから、むしろ感謝しろ。おまえらは人形と同じ。若く健康な間だけ、せいぜい役に立て」と。
女性の主体性をガン無視。実質よりも形式(設計)重視。欺瞞なこと、この上ないです。

もし仮に、上記の案どおりに法改正したとしても、「家族形態が歪にならないか」ということまで、与党と一部野党の議員の連中は考えたくないのでしょう。男尊女卑のイデオロギーが脳髄にまで沁み込んでいるだけ。
彼らには、保守(=常識)の立場から発したよしりん先生の魂の言葉が、もはや響くこともないのか。怒りと哀れみを禁じえません。

更に、これで愛子さまや佳子さまが子を成しても、「継承資格もない子を産んで、ややこしくしたのはおまえの我儘のせいであって、オレたちの知ったことか」と議員どもはつっぱねる気でしょうか。
だとすれば、政治家としてあるまじき責任逃れです。女性が命がけで子を産み育てることの意味を元から理解せず、軽んじているとはいえ。
こんなんぢゃ、国全体で次代を担う子どもたちを育てようとか言われても虚しく響くし、実際そういう気概があるのかとも疑います。

妊娠・出産・子育てを軽んじる人は、世の女性や母親に対し、
「女が子を産むのは当然だ、敬意なんて持てるか!」
「ガキは黙らせろ、大人しくするようにしつけろ!」
「子を産む以外に、おまえに何か能力はあるのか!」
「女を産めたならもう一人、男も産めるはずだろ!」
と、理由をつけて虐めることに喜びを感じている気がします。女性や子どもが真に尊重される世の中になると、困るのでしょうね。
(思い当たる部分がある人には、己の小ささを恥じろと言いたい。本人が何かしらのコンプレックスを抱えているのでしょうが。)

このような空気が世間に伝播して、今、子育て中の女性を「子持ち様」と揶揄する人まで出ているとは。何という了見の狭さ!
人の心のヘドロまで、SNSの発達で目の当たりにできるようになった時代、お母さんたちが病む要素はふんだんにある。身近な人が守らなければ、取り返しのつかない事態になりますね。大袈裟ではなく。

天皇陛下も雅子さまのことを、どのような批判に晒されようと守ってこられました。そのことは「私」ではなく極めて「公」の行為であるとの結論が、既に『ゴー宣』でも描かれています。
私の場合、最初から「国家のために」と念じて子を産んだわけではありません。夫を愛しているから「この人の子どもを産みたい」と、本能に火がついたような感じで……いわば「私」からの出発です。
しかし、それが結果として「公」のためになっているとすれば、今までのことがすべて報われるような。こんな私でもできることがあった、生きていて良かった、と嬉しくなります。

よしりん先生、重ね重ねになりますが、世の女性と母親にとって励みになるお言葉を、本当にありがとうございました。
私の子育てはまだしばらく続きますが、辛くなった時は思い出します。少なくとも、子どもたちがそれぞれ幸せな愛に巡り合うまでは死ねないな。
息子には「あなたの子どもが欲しい」と言ってくれる素敵な彼女が現れたら、母ちゃんのところにすぐ連れてこい! ということで(笑)。あ、彼氏でも一向に構わないな、いいコなら。

長くなりましたが、以上です。

 

 


 

 

だふねさん、設営隊長の大任およびご登壇、本当にありがとうございました!

男尊女卑の男は、必ずどこかにコンプレックスを抱えた、歪な人間だと私は確信しています。
その主張は、自分の脆弱な自尊心を満足させたいだけの、「私」100%のものであると見て間違いありません。
そんなエゴ男が、数えきれない女性の心を傷つけ、さらには皇室をも滅ぼそうとしていることには、憤りしかありません。

大阪DOJO2日目およびゴー宣『「女性活躍」と「女性の地位向上」』は、そんなクズ男の論理がまかり通る日本を根本から覆す歴史的な一歩になるだろうし、そうならなければ本当に日本はオシマイです!
今回のゴー宣、何度も読み返して胸に刻み付けたいと思います。

トッキー

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